[Mplus-fonts-dev 286] 次の仕様版公開に向けて。

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coz****@under***** coz****@under*****
2004年 4月 24日 (土) 16:55:47 JST


こんにちは森下です。


平仮名の崩れた文字も何とか直り、そろそろ次の試用版 mplus-TESTFLIGHT-008 の
公開を視野に入れた作業にかかりたいと思っています。
mplus-TESTFLIGHT-008 では以下の項目を実現させたいのですが、
ご意見やご協力いただける項目がありましたら是非お知らせください。

1. 片仮名の完成。
   来月は別件の作業に時間を取られがちになるかも知れませんが、
   遅くても 6 月中には完成させたいと考えています。

2. 暫定的にアウトライン化されたビットマップ文字のサイズ調整。
   平仮名が全体的に小さくなっている事もあって、漢字部分の大きさが気になって
   きました。試行錯誤が必要になると思われますので、
   設定箇所を教えていただければ大丈夫・・・ですよね?

3. 暫定的にアウトライン化されたビットマップ文字の太さ調整。
   あくまでも暫定的な部分ではあるのですが、bold 以降の太い文字には
   mplus_j12b をアウトライン化して組み合わせた方が、文字組み全体の雰囲気を
   違和感無く再現できると思うのです。
   # 可読性は犠牲になりますが、このウエイトで常用する人もいないでしょう。

4. ヒント設定の調整。
   現状では「ヒンティング有り」の基本設定になっているので(すよね?)、
   そのままではかなりガタガタな文字組みになってしまいます。
   例えば gnome などの設定で「ヒンティング無し」に設定すれば改善は
   されるのですが、欲を言えばもうちょっとボケ具合を抑えてシャープな印象に
   したいところです。また今後追加する欧文部分などは「ヒンティング有り」
   の方が再現性に優れていると思われますので、できれば

   ・ 和文:ほんのちょっと「ヒンティング有り」、または「ヒンティング無し」
   ・ 欧文:「ヒンティング有り」

   などという設定にしたいのですが、可能ですか?
   # すいません、全然何も知らないで言ってます。

5. 埋め込みビットマップフォントの採用。
   まだまだ先で良いと思っていたのですが、特に gtk2 でビットマップフォント
   を使用するための方策として、いくつかの要望を拝見しました。
   厄介な作業で無ければ早めに実現させたいと思っています。

   ・ thin、light、reglar、medium : mplus_j10r、mplus_j12r を使用。
   ・ bold、heavy、black : mplus_j10b、mplus_j12b を使用。

   どちらも欧文はプロポーショナルの mplus_h を使用したいと思ってます。
   また 10、12 ドット共に、平仮名・片仮名の一部デザインを修正して、
   アウトラインフォントのニュアンスを再現したいと思っています。

とりあえず以上です、また気がついたら追加するかも知れません。

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なかなか ultra10 を設定する時間が取れないので、作業機の空パーテーション
に Fedora core 1 をインストールしてみました。
フォントの追加があまりにも簡単なので驚きましたが、何をするにも
ワンテンポ以上待たされる感じと、何よりもポインタの移動が苦痛になるくらい
重いので常用する気にはなれないでいます。でも、
とりあえず手元にアウトラインフォントの再生環境ができた事はうれしいですね。
# もちろん作業機が遅すぎる事が一番の問題です。Fedora は全然悪くないです。

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coji morishita



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