IEの世界シェア、80%割れが続く

 米Net Applicationsは1日(米国時間)、1月分のブラウザー世界シェア推計を公表した。首位の「Internet Explorer」(IE)は79.75%(前月は79.64%)。前月に比べ微増したが、80%割れの状態が続いた。ライバルのFirefoxは13.67%(同14%)。

 前回12月の調査では、IEのシェアが集計開始(04年10月)以降では初めて80%を割り込み、成り行きが注目されていた。このまま80%割れの状態が続くのか、新版のIE7の浸透で巻き返せるのか気になる。IE7を搭載した「Windows Vista」が、1月末から消費者にも販売され始めたため、2月以降がカギになりそうだ。

 その他のブラウザーのシェアは、3位の「Safari」が4.70%(同4.24%)。6カ月連続の拡大で、5%が射程圏内に入ってきた。4位の「Netscape」が0.79%(同0.85%)、5位の「Opera」が0.73%(同0.87%)。【南 優人/Infostand】

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