Webアプリケーションのテストを自動化するFirefox拡張「Selenium IDE 1.0.6」登場

 米Sauce Labsは3月26日、オープンソースのWebアプリテスト作成ツールの最新版「Selenium IDE 1.0.6」をリリースした。バグ修正が中心のリリースとなる。

 Selenium IDEは、オープンソースのWebアプリケーションテストツール「Selenium」に向けたFirefox拡張。テストケースを容易に作成でき、テストの記録や編集、デバッグが行える。「Selenium Core」を含み、実際の環境でプレイバックテストを実行できる。

 最新版は、“オープン”なコマンドを実行時に赤字で表示されるログメッセージが修正された。このほか、Firefox 3.6系でのType Ahead利用時のエラー、PHPエクスポート問題なども修正されている。また、起動すると記録状態になるデフォルト記録状態が修正され、ユーザーが状態を設定可能となった。

 Selenium IDE 1.0.6はSeleniumプロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。ライセンスはApache 2.0 License。1.0.5ユーザーは数日以内に自動でアップデートされる。

米Sauce Labs
http://saucelabs.com/

SeleniumHQ
http://seleniumhq.org/